(2005.6.19) |
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私の近況。 |
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(2003.1.3) |
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今年は、2003年。アトムの誕生日も近づいてきました。 私がHPを作ってから2年となりますが、ネットオークション参加は2年6ヶ月となります。 それまで、専門店通いをしていた私が、ネットオークションでモノ集めをはじめたわけですが、いろいろな品物が通り過ぎていきました。前にも書きましたが、ネットオークションでは、予想以上に高額となる場合があり、なかなか落札できる幸福は訪れてくれません。しかし、画像ではありますが、レアな一品を見ることができ、大変参考になります。 今年の初めということで、、ネットオークションに登場した手塚グッズで記憶に残るものを、少しレビューしてみたいと思います。あくまで、私が見た品物だけですが。。 アトム関係: ブリキのバッテリー電動歩行人形(野村)。プラモデルジェットアトム(今井科学)。ブリキゼンマイ歩行人形(バンダイ)。ブリキウランゼンマイ歩行人形(バンダイ)。 ジャングル大帝関係: リモコンレオ歩行人形(浅草玩具)。プラモデルジャングル大帝(今井科学)。ライヤ首振り人形(北山陶器)。三洋レオ貯金箱。空ビ人形セット(浅草玩具)。ライヤジョーロ(高徳)。 リボンの騎士関係: サファイア着せ替え人形(国際貿易)。プラモデルマスコットサファイア(今井科学)。サファイアレースカー。 。。。。きりがないので、以下にまとめて列挙してみます。 ブリキ電動歩行マグマ大使。ブリキゼンマイ歩行マグマ大使。ブリキ電動歩行ビッグX。ブリキゼンマイ歩行ビッグX。プラモデル電動V3号。ブリキゼンマイ歩行星光一(W3)。W3ジョーロ。プラモデルW3。海のトリトン怪人各種。悟空の大冒険手踊り人形各種。火の鳥卓上ライター。どろろ菓子箱。サンヨーリス貯金箱各種。などなど。 この他、駄玩具。小物などは、さらに、たくさん目撃しました。 本当にたくさんありました。欲しいなと思ったアイテムは数知れずです。 でも、ここにあげた品物の多くは、ネットオークションに複数回登場しています。さらに、レアと言えないよく出てくるものを加えると、この2年間に手塚関連グッズのほとんどのアイテムが、一度はネットオークションに登場しているんです。よく考えてみると。 要するに、どこかの大金持ちが本気で資財を投じれば、簡単にトップコレクターになれるということなんです。ひとつずつ集める楽しみはないですけどね。 今回、私が、大金持ちの人ではなく、ごく普通のファンの方へ、ぜひお奨めしたいことは、「結構モノはあるので、あせらず、無理せずゆっくりと、コレクションを楽しみましょうよ。」ということなんです。 2年間が短いと感じるのは、私の感性かもしれませんが、ゆっくりやっても、いつのまにか、好きモノは寄ってくると思いますよ。私事ですが、妻子を持ったら、もう無理かと思ってましたが、いつのまにか素敵なモノが集まってるんですよ。 |
(2002.8.2) |
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コレクターには、いろんなタイプの人がいます。 コレクションの神髄は非公開ということで、すごい勢いで集めてるんだけど、自分のコレクションを絶対に人に見せない人がいます。ブラックホールみたいなものだけど、マニア本とかコレクション関係の出版物に載っていない、いわゆる目垢がついていない物があったりして、自分のコレクションを眺めて悦に入るという楽しみは、ある程度理解できます。 また、お店をやったりしているプロの人に多いのですが、とにかく集める。集める。そのうちに、なんで集めてるのか、はたでみてても、そしてたぶん、ご自分でも、わからなくなっている人。プロなので、市場や持ち込みで品物にふれる機会は普通の人より段違いに多いし、仕入れということである程度の資金もあるから、とりあえず、買っておこう。さらに、もう、すでに持ってるけど、いいものは、いくらあってもいい。そのうちに、店で売ろう、ということで買っておこう。とやっているうちに、膨大な品物が残ります。多少、負け惜しみですが、そんなに、簡単に集めちゃうと、楽しみが薄くなると思うのです。貴重な物が、倉庫で人知れず山積みされている光景を想像すると、少し寂しくも思えます。 それでは、自分はなんだろうと思うことがあります。 私は、プロではありません。だから、全部集めようなどということはとうてい無理です。でも、人間を結構長くやって、その大半で手塚趣味をしていたので物はたくさん集まっていました。そのうち、テレビの鑑定番組なんかが始まり、品物が高騰してしまい。なんか、レア物も結構あるみたいだな。なんて、一人喜んだりしてました。 でも、私もやはり人間。他の人とコミュニケートしたくなりました。同好の人たちと感動を共感したいと感じる時があるんですね。 ところが、ふと、周りを見渡してみると、そんな人いないんです。手塚バカの私ですから、確かに子供の頃から、他の子たちよりマンガ好きな方でした。でも、それほど変わった方ではなかったのですが、うん十年も続けてるうちに、尖っちゃったんですね。いつのまにか、自分だけ細い尖った山の上に立っているみたいな状態であることに気づきました。。 私の所属している会社は、結構人数がいるんですが、八方手を尽くして探しましたが、一人も同じ趣味の人はいないようでした。(いささか、ショック!) でも、やはり世界は広かったです。インターネットを始めたら、同じ様な人たちがたくさんいらっしゃいました。まあ、ドンピシャじゃなくても、同じようなものに感度をお持ちの人たちと、交流することができました。たぶん、その人たちも自分の山に立っていたのかもしれませんが、インターネットは、それらの尖った山の上同士に、橋とはいかないでしょうが、リアリティを感じさせる情報のパイプをかける役割を実現しているのでしょうね。 この世界が、これからどのように展開するかは、まだ、予想できません。おそらく、効果の副作用もあるかもしれませんが、現時点では「素晴らしき哉!インターネット」と言っておくことにします。 |
(2002.5.5作成) |
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みなさんもご存知と思いますが、最近ヤフーオークションに課金のシステムが変わり基本的に出品、入札とも有料となりました。このおかげで、今まで最低落札額10円程度で、身の回りの小物を出していた人の出品がなくなりました。なぜなら、出品料が10円なので同じ額では、いかに薄利多売しようとしても不可能となったためです。でも、このような10円出品で結構面白いものがあったんです。 主婦の人が多かったのですが、昔のシール、ボタン、布切れ、ワッペン、包み紙、キャラクターマスコットなど、専門店ではじっぱ一からげで扱われ、見えにくかったものが、他のものと対等に出品され市民権を得ていたんです。そして、そのようなアイテムが結局、コレクターにとって、コンプリートへの最終ハードルとなるものです。とるにたらないように思えるので、逆に後世まで残らないんです。 実は私は、この分野が大変好きで、ヤフーでも、まめにチェックしていました。自称、風俗・文化の落ち葉拾いのつもりもありました。だから、今回の制度変更は大変残念です。もっとも、元々ボランティアのシステムではないことを再確認しなければいけないでしょうね。 オークションの制度変更のおかげで。出品件数もだいぶ減ったようです。手塚治虫というキーワードで検索しても、少し長めの時間はかかりますが全部見れるようになりました。件数が減った分、意中の品物の出品を見逃すことも減ったようです。その影響だと思いますが、なかなか、他の人に気づかれず自分だけ見ていて、ラッキーということもなくなりました。 この間も、大変興味があった品物が、終了5分前まで入札ゼロ。ラッキーと思い、入札したら、いつまでたっても、終了しない。しばらくたって、現在の最高入札額に私の入札額の10倍以上の金額が表示され、驚いたことがありました。なんと、10人以上がその商品をみていて、入札のタイミングをはかっていたのです。その時点で私はあきらめました。 それまで、大変な数の出品があり、参加者もたくさんいた状態で、出品数が減ったため、こんな事もおこりやすくなるんですね。需要と供給のバランスがくずれているみたいです。ため息。。。 そんな訳で、最近オークション自慢のコーナーが更新できないんです。 |
(2001.10.28作成) |
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去年からYahooオークションで、物を売り始めました。おもちゃ、本、ゲームソフトなど、たまりにたまって家にあふれかえっていたものを処分したいと思ったからです。趣味的なものが多いので、今でも欲しい人がいて、けっこうさばけます。 何か特徴があった方がいいかなと思って、商品の説明の冒頭を「百鬼堂です。」という言葉から始めることにしました。もちろん、どろろの百鬼丸から引用したもので、一応百鬼堂を屋号としました。でも、これが、効果的だったかは疑問です。知らない人は、鬼なんてついていると、コワモテかなと思うらしくて、おそるおそる、「危ないスジの方じゃないですよね。」なんて質問してくる人もいます。意地で使ってますが、いい屋号を思いついたら替えようと思っています。 百鬼堂の商品の値段は、高いと言われちゃう物もあると思います。特に、おもちゃがそうです。素人が高い値段をつけて儲けるなと叱責されるかもしれませんね。 でも、下北沢あたりの専門店で売ってる値段よりは、ずっと安いんですよ。どことは言いませんが、最近ネットオークションにも、プロが進出していて、知らない人が市場価格よりずっと安い値段で出品していると、それを落札して、高価な値段で転売しちゃう事が見うけられるようになりました。まあ、プロは、大体はそんな感じで利益を得ているんで、どうこうと簡単に非難できないですけどね。 でも、自分のものが転売されたりしてると、やはり悲しいです。だから、僕は、一応、専門店での品物の売値を把握していますので、プロが儲からない値段以上で、専門店で売られる価格より下の範囲で値段をつけているんです。 自分が思っているより高く売れると。正直うれしいです。物の整理を兼ね、また、少しばかりお小遣いも欲しいなと思って出品しているのが素直な気持ちです。 |
(2001.7.20作成) |
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インターネットオークションでグッズを集めるようになってから、ほぼ1年くらいたちました。今では、下北沢なんかの専門店よりオークションで物を購入する方が多くなりました。 私が探しているのは手塚治虫関係物だけですが、この1年間で出品数が倍以上に増えました。出品を全部眺めるのが大変になってきたので、条件を絞って検索するのですが、検索に使うキーワードによって、ひっかかるグッズが違ってくるので、どのようなキーワードで検索するかが難しいですね。 アトム関係でも、説明文などに「手塚」が使われていない場合は、別々に検索しなければならないですし、「ワンダースリー」と「W3」では引っかかるものが別になったりします。困るのが微妙な違いです。「バンパイヤ」じゃなく「バンパイア」などと、出品者がうろ覚えの読み方で入れてる場合もあるので、このようなイレギュラーを拾うのは至難です。そういえば、「どろろ」を「トロロ」という名前で出品された方もいました。その時の出品は、これです。でも、イレギュラーをたまたま見つけると、人気のある物でも、競争者がいないので、大変スムーズに落札できるためラッキーです。このケースは、出品者の方が、ご自分の出品グッズの由来をご存知ない時が多いようです。 逆に、みんなが検索で引っかかりやすいように、キーワードを工夫されている出品もたくさんあります。この場合は、競争者がすごく欲しい場合は、大変です。終了時間が過ぎても、延々とオークションが続いて、2時間後に落札、なんていう事もありました。もっとも、高額になる場合は、早々と降りますけど。手塚関係ではありませんが、出品者が500円くらいで出品したものが、最終的に100万円を越えて落札されたというケースを見たことがあります。本当に信じられなかったです。競争者達は、みんな。それを欲しかったんですね。ここまでくると洒落になりません。本当は、出品物を実際に見て確認した方がいいのですが・・・。 たぶん、このHPに遊びに来てくれた方で、私にグッズをさらわれたり、また、さらったりという関係になってしまった人もいると思います。好みの傾向が似てると、ウォッチリストに入れる気になるグッズも似てくるものです。まあ、恨みっこなしですよね。でも、品物は、本当に欲しい人のところに行くというのが、長い間収集を続けてきた私の持論です。いつかは、自分の所に来るものです。だから、無理して手に入れるのは不幸です。お互い気長に待ちましょうね。 インターネットのオークションでは、専門店にない、珍しいもの、使いこんで、さらにいい味が出てるものなど、たくさん出品されています。いわゆる、「ウブイ物」も結構出ています。これまで、特定の有力マニアだけに開放されていた情報が、広く出まわっているようです。アンティークおもちゃ、そして、手塚マニアなどの世界が、これから新しい展開をしていくことは間違いないでしょう。どのようになっていくかは、わかりませんが、大事なのは、自分の情熱と想いだと思います。 |